社内システムをつくろう!

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あるシステム担当のブログ。本サイトのご利用は自己責任にてお願い致します。

【NetApp】cDot(Clustered DataONTAP)を全く理解していない人のcDot入門

cDot。初めての人はとっつきにくいですよね。。。

LIF、SVM、FailoverGroup、BroadcdastDomain・・・まったく意味分からん。7-modeでぜんぜんいいじゃんって感じです。ぼくもそう思ってました。でもcDotって理解できちゃうとぜんぜん大したことないんです。

むしろ7-modeよりも明らかに優れているOSで、新規に導入するなら絶対cDotっしょ!って思っちゃうくらい。

 

とはいえ理解するのが難しい。どうすれば効率的に勉強できるのか?

とはいえとっつきにくい、7-modeに慣れている人にとっては違和感がありすぎて、理解が進まないのは確かです。

どうすれば効率的に勉強できるのか?ぼくのオススメ方法は、「Networld社が公開している動画を全部見ること」です。(自分は決してNetworldの回し者ではないです。)

 

本連載では、Networld社の動画を教材として、cDotの理解を進めていければと思います。

 

【その1】7-modeの課題と課題解決としてのcDot。~cDotのメリット~

動画1:7-modeの課題(4:05秒)

初回は4:05秒の動画。この動画のポイントは、

  1. 7-modeでは、データ容量の増大によるコントローラーの性能限界、コントローラーのリプレースにオンラインで対応できない(停止が必要)という大きなデメリットがある。
  2. 1.の課題解決としてcDotというアプローチがある。

という2点です。

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動画2:cDotの歴史と基本。そのメリット。(5:37秒)

次の動画では、cDotの歴史と基本、メリットが紹介されています。今回の動画のポイントを上げると、

  1. cDotが今後のメインストリームとなり7-modeは終息が決定していること。
  2. cDotのメリットは無停止運用(無停止でリプレース、無停止で拡張)、複数のコントローラーを1つのクラスタというグループで扱うことによる運用効率化と負荷軽減であること(土日、深夜での対応が不要になった!!)。

の2つとなります。

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動画3:cDotの基本構成とVol Move、LIF Migrationによる無停止運用(10:12秒)

次の動画は10分超えと少し長いのでまずはポイントをかいつまんで紹介していきましょう。本動画のポイントは、

  1. cDotでは、コントローラー=ノードということ。
  2. 複数のストレージをクラスターという一つのグループで管理できること。
  3. クラスターは全てのストレージをクラスターネットワーク(10Gbps)に接続することで構成すること
  4. クラスターネットワークにコントローラーを追加していくことで無停止でスケールアウトしていくことが可能
  5. 7-modeと同様、ディスク拡張はオンラインで可能。
  6. Vol Moveという機能により、無停止でコントローラーのリプレースが可能
  7. Vol Moveという機能により、例えばパフォーマンス低下時によりパフォーマンスの高いディスクタイプのボリュームにオンライン移行することで対応が可能。
  8. SVMにより、複数の利用者がそれぞれ独立した仮想のストレージ環境を利用できる。つまり1つのクラスタを別の利用者同士がセキュアに利用することが出来る。
  9. LIFは各コントローラーの物理NICを仮想化、抽象化したもの。(というより、私見ですが単純にLIFはIPアドレスと考えるとイイと思います。)

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さらに重要点をピックアップして紹介しましょう。

Vol Moveによる無停止運用(無停止でのコントローラー交換)

Vol Moveはクラスターネットワークを使ってVolを別の筐体にコピーし、LIFという仮想的なインターフェースを別筐体に移動することで、無停止でVolを移動することができる機能。これにより、コントローラーのリプレースを無停止で行うことが可能となる。

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(出典:https://www.youtube.com/watch?v=_8h1lPNMY7A)

 

まとめ。今回は7-modeの課題とcDotの基本構成、cDotにより解決できる7-modeの課題を勉強した。

いかがでしたでしょうか?今回は3つの動画を見ながら、7-modeの課題(ビジネスシーンの変化への対応や、リプレースの対応に停止が伴ってしまうこと)、とそれをVol MoveとLIF Migrationを備えるcDotにより解決できることを学習しました。

 

次はcDotを構成する際の注意点をご紹介します。(現在、記事作成中。。)