社内システムをつくろう!

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あるシステム担当のブログ。本サイトのご利用は自己責任にてお願い致します。

はじめてのクライアント仮想化(Citrix XenApp/Desktop, VMware Horizon)

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出典:http://it.impressbm.co.jp/articles/-/10941

 

近年、国内でもクライアント仮想化の流れが大きくなっています▼。

【VDI】2020年にはクライアント仮想化導入率は42.3%にまで成長ーIDC - 社内システムをつくろう!

セキュリティの確保、リモートワーク、モバイルワークなどのニーズが高まっていることが理由でしょう。

 

さて、クライアント仮想化を実現する代表的な製品といえば、Citrix社の『XenApp』『XenDesktop』とVMware社の『VMware Horizon』。今回はこれらの違いや製品選定のポイントをまとめていきます。

 

【ステップ1】まずはXenAppとXenDesktopの違い

デスクトップの配信はXenDesktopでアプリの配信はXenApp?

まずはXenDesktopとXenAppについてお話しましょう。

これらの2製品の機能の違いは何でしょうか?

『デスクトップの配信はXenDesktopでアプリの配信はXenAppでしょ?』製品名からなんとなくこう考えてしまう人が多いと思いますが、そうではありません

一般的に、デスクトップ仮想化を実現するなら「XenDesktop」、アプリケーション仮想化を実現するなら「XenApp」を導入する必要があると捉えられていますが、この考えは正しくはありません。

出典:Citrix XenDesktop、XenAppの導入 | アシスト

では両者の違いは、何なのでしょうか?結論から言うと答えはその配信方式です。つまり、

  • XenDesktop…VDI方式でクライアント仮想化
  • XenApp…RDS方式でクライアント仮想化

というのが両者の違いとなります。では、VDI方式とRDS方式方式とは何でしょうか?次はこれらの方式について理解しましょう。

VDI方式とRDS方式

代表的なクライアント仮想化の方式には、仮想デスクトップ(VDI)とリモートデスクトップサービス(RDS)の2つの方式があります。それぞれの方式について説明すると、

  • 仮想デスクトップ (VDI) ・・・用意された仮想マシン一つ一つが各ユーザーに割り当てられます
  • リモートデスクトップサービス (RDS) ・・・Windows Serverの OS に備わっている機能を利用して複数のユーザーが一つの OS を共有して利用します。ユーザーはデスクトップ丸ごと、またはアプリケーションのみを使用することが可能で、これらは公開デスクトップ / 公開アプリケーションと呼ばれます。

出典:新卒2年目SE社員が贈る 仮想デスクトップのキソ! 第1回 ~仮想デスクトップと Horizon 6 ( with View)~ - VMware Japan End-User Computing Blog - VMware Blogs

これらのイメージは先ほど引用したアシスト社のWebを見るとわかりやすいかと思います。

◆VDI方式

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出典:Citrix XenDesktop、XenAppの導入 | アシスト

◆RDS方式

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出典:Citrix XenDesktop、XenAppの導入 | アシスト

 

XenAppでもWindowsServerのデスクトップ配信は可能なんですね。ただし、XenAppではクライアントOSのデスクトップ配信は出来ません。

 

【ステップ2】VDI方式とRDS方式のメリデメを比較してみる!

次のステップではVDI方式とRDS方式のメリデメを比較し、環境ごとに最適な配信方式を選択・提案できるようになりましょう。

まずはこちらの図をご覧下さい。サーバVDIと書いてあるほうがRDS方式ですね。

 

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出典:新卒2年目SE社員が贈る 仮想デスクトップのキソ! 第1回 ~仮想デスクトップと Horizon 6 ( with View)~ - VMware Japan End-User Computing Blog - VMware Blogs

 

それでは上図を見ながら、それぞれの方式のメリデメを理解していきましょう。

 

◆VDI方式のメリデメ

VDI方式については、クライアントOS用のアプリケーションが利用できる一方、1人1台の仮想マシン&クライアントOSを容易することになるためライセンス費用が高くなりやすいというデメリットがあります。

また、上図には記載されていませんが、仮想マシン障害時の影響範囲を小さくすることが可能です。なぜならRDS方式と違って、仮想マシンを複数人で共有していないからです。

◆RDS方式のメリデメ

RDS方式は、クライアントOSで動作しないアプリケーションの利用は基本的にはできません。ただし、複数人で一つのサーバを共有することになりますので、OSライセンス費用を圧縮することが可能となります。

ただし、仮想マシンを複数人で共有しているということは、仮想マシン障害時の影響範囲が大きくなるという点も意味します。

 

◆随時追記中!

本日はここまで。随時更新していきますので、今後ともよろしくお願いします。