社内システムをつくろう!

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あるシステム担当のブログ。本サイトのご利用は自己責任にてお願い致します。

RHELにJBossEAPをインストールしてみる

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今回は、RHELにJBossEAPをインストールしてみようと思う。

ダウンロード手順

 まずは、JBossEAPのダウンロードから。ダウンロードはRedHatのカスタマーポータルから可能。購入しなくても90日の評価が可能。

 

ここを参照しながら進めてみよう。

第2章 JBoss EAP の管理 - Red Hat Customer Portal

 

現時点の最新版は7.1。早速ダウンロードしてみる。

無印のものが展開するだけの「zip」、Installerと書いてあるのが「jar」ファイルのインストラー。

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今回は「jar」ファイルのインストラーを利用してインストールすることにした。

 

両者の主な違いとしては、「zip」の場合、

  • Apache HTTP Server
  • Webコネクタ
  • EAP-Native
  • JavaDoc
  • クイックスタート

が含まれないこと。なので、必要な場合はカスタマーポータルなどから該当ファイルを入手して個別にインストールする必要がある。また、zipインストールの場合、

  • ユーザ登録が手動

であることも覚えておきたい。

 

また、サポート構成、RHELによるテスト済み構成も忘れずにチェックしておきたい。

JBoss Enterprise Application Platform (EAP) 7 でサポートされる構成 - Red Hat Customer Portal

 

上記参照して、今回インストールするJbossEAPの周辺ソフトウェアはこちらとした。

  • RHEL6.x
  • OpenJDK 1.8
  • PostgreSQL 9.4
  • JDBC4 Postgresql Driver、バージョン 9

さて、それではインストールを実施する。

 

インストール手順

インストール手順もダウンロード手順と同じく、ここを見ておけば問題ないだろう。

第2章 JBoss EAP の管理 - Red Hat Customer Portal

 

サーバ環境はVagrantでローカルに立ち上げておいた。

まずOpenJDKをインストールする。「jar」を実行するために必要。

$ sudo yum intall java

インストールされるパッケージがサポートされるバージョンになっているかを確認してから「y」することをわすれずに。今回は上記で確認した、

java-1.8.0-openjdk

をインストールする。

 

次に先程ダウンロードしたjarファイルをサーバにアップロードして実行する。

$ sudo java -jar jboss-eap-7.1.0-installer.jar -console

 

最後のほうで、実行結果をxmlとして保存するか聞かれる。ここで保存しておけば、別の環境にインストールするときに役に立つ。

 

JBossEAPを起動してみる

今回は、「/opt/EAP-7.1.0」にJBossEAPをインストールした。別のパスにした人は、以下は読み替えて頂ければと思う。 

 

それでは起動コマンドを実行。今回は、standalone構成で起動する。ドメイン構成にしたい人は違うコマンドを実行する必要があるので、要注意。

$ sudo /opt/EAP-7.1.0/bin/standalone.sh &

 

最後の「&」はジョブとしてバックグランド実行したかったからつけているだけ。

 

さて、無事起動が終了したら、以下画面にアクセスしてみよう。

アクセスできただろうか?おそらくアクセスが拒否されてしまったと思う(http://localhost:9990 でアクセスした人を除いて)

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この理由は、netstatコマンドを打ってみると分かる。

$ netstat -an | grep 9990
tcp 0 0 127.0.0.1:9990 0.0.0.0:* LISTEN

ループバックアドレスで待ち受けているので、127.0.0.1 or localhostでのアクセスしか受け付けてくれない。

 

ということで設定を変更する。

$ sudo vi /opt/EAP-7.1.0/standalone/configuration/standalone.xml

 

変更箇所

    <interfaces>

        <interface name="management">

            <inet-address value="${jboss.bind.address.management:127.0.0.1}"/>

        </interface>

        <interface name="public">

            <inet-address value="${jboss.bind.address:127.0.0.1}"/>

        </interface>

    </interfaces>

 

変更後

    <interfaces>

        <interface name="management">

            <any-address/>

        </interface>

        <interface name="public">

            <any-address/>

        </interface>

    </interfaces>

 

このあとサービスを一度停止して起動しなおしてみる。するとサーバのIPアドレスでアクセスできるようになった。

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サービスとして実行できるようにする

さて、最後にJBossEAPをサービスとして実行できるようにして、今回は終わりにしようと思う。参照するのはこちら。

第4章 サービスとして実行するよう JBoss EAP を設定 - Red Hat Customer Portal

 

まずはサービスファイルをコピー。

$ sudo cp /opt/EAP-7.1.0/bin/init.d/jboss-eap.conf /etc/default/

 

サービスファイルを編集する。

$ sudo vi /etc/default/jboss-eap.conf

 

編集前:

# JBOSS_HOME="/opt/jboss-eap"

# JBOSS_USER=jboss-eap

 

変更後:

JBOSS_HOME="/opt/EAP-7.1.0"

JBOSS_USER=admin

 

次に起動スクリプトをコピーする。さらにパーミッションを付与。

$ sudo cp /opt/EAP-7.1.0/bin/init.d/jboss-eap-rhel.sh /etc/init.d

$ sudo chmod +x /etc/init.d/jboss-eap-rhel.sh

 

最後に自動起動に追加。

$ sudo chkconfig --add jboss-eap-rhel.sh

$ sudo chkconfig jboss-eap-rhel.sh on

 

それでは起動してみよう。

$ sudo service jboss-eap-rhel.sh start

 

これで起動されるはず。念のため、OSを再起動してみて自動起動してくるかも確認すると良いだろう。